詰将棋解答選手権の続き・午後

さて。
チャンピオン戦が開かれる午後になり、次々と棋士が集まってきました。
昨年の谷川浩司九段のピシッとしたスーツ姿に感銘を受けたという人も多く、
「撮影の事を考えたら、ベスト3入賞の自信があるならスーツにしないと!」
とは誰が言い出したのだったかしら。


とにかく新しく参加者が二階へ上がってくるたび、「おお優勝候補だ!」
「むっ、そんなやる気が無いことじゃだめだよ!」と賑やかに(笑)
もちろん、最有力優勝候補の宮田敦史五段はスーツ。
北浜健介七段と広瀬章人五段もスーツであったことは書き記しておきませう。


対局開始2分で、取材者は退室。
あとの内部のことは審判と参加者しか知りません。
が、
その2分時点ですでに鉛筆を走らせていましたよインテル宮田氏は(汗)


とはいえ、今年は昨年以上の練りに練った難問。開始30分ちょいまで、
主催審判サイドは(ちなみに協賛は朝日新聞社。素晴らしい)油断して、
一瞬目を離していたらしいです。
そして、外のソファでぼんやりと待っていたこちら取材者数名も、いきなり
40分足らずで飛び出してきた宮田五段に仰天。
はやっ!


そして、審判・選手・取材・関西の人々(メールで速報がやりとりされて
いた)と、周囲すべての動揺を誘った本人は「大丈夫です、全て合ってると
思います」と言いつつ、正式に解答が貼り出されるまでは、スッキリしない
ようすで小声で膨大な確かめ算をしながら、熊のように扉の外をうろうろ
うろうろと歩き続けておりました(^^;)
はっ、早く解答を掲示してあげてーーーー(汗)
宮田先生が倒れちゃうからっ!(−o−;)


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