詰将棋解答選手権の続き・午後その2

締め切り時間ギリギリ直前に出てきた、奨励会員の黒川くん大健闘。
めずらしく『早さ』が効いた出来事です。
いつもは問題が難解すぎて、90分丸ごと使おうととにかく正確ならば
「勝ち」という雰囲気すらありますからね。


上野裕和五段は消耗したうつろな目をして
「ずっと、選手同士の戦いだと思ってたんですけど……間違ってました。
これは、宮田くんと詰将棋作家の戦いなんです……」
うう、たしかに。
打倒宮田!だそうですし。
「巻き込まれてめいわくだよー(涙)詰将棋はもっと、ほのぼのスッキリ
解きたいよーーー(T.T)」
深く頷く周囲。


貼り出された6問の解答を見て、高段者やプロの中からでさえ
「うっ、答えを見ても意味が解らん」
の呪詛すらあがる中、36分で宮田氏全問正解。
関西からこちらのスタッフに送られたメールに添付されていたのは、ある
詰将棋作家としても高名な棋士による紙への一筆の写真。


[やっぱり 人間じゃ なかったか]


めっ、名言です(笑)
そして
チャンピオン戦第2部が始まります。残りはたった4問ですが主催いわく
「4問のうち3問は鬼。くくくくく」
その含み笑いはいったい!
そしてアンドロイド棋士宮田氏と詰めキストたちとの対決に巻き込まれ(汗)
てしまった選手たちの運命はいかに!


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