A級順位戦最終局っ

今月末発売の近代将棋に描きました。
昼過ぎからの理事講演会が、今回のキモ。ちなみに出演料は
無料らしいです……。
普及にかける理事のみなさまに敬礼っ!
(ここで敬礼のフェイスマークが描ければいいのですが、私は
 そっち系の芸が無い……AAとかよく作るよねぇ、スゴイねぇ)


中原誠氏・西村一義氏・田中寅彦氏&島朗氏・米長邦雄会長・
の順番で主に「A級とわたし」「名人戦とわたし」がテーマ。
森下卓理事は大切なお仕事(対局)中ゆえ欠席)
とても面白かったですよ♪
終わってからはサイン会です。
1人1理事のサイン限定なので、どなたを選ぶかがたいへん〜。
白扇を特価のまま分けてくれたGuten Tagさんには感謝。


対局の結果はみなさま御存知の通り。
すごいなぁと思ったのは、最初に終わった藤井猛九段。控室に
入ってから星取り表を見て指折り数え
「……あー、勝っても負けても6位だったんだ。……でも勝ち
 たかったなぁっ」
と小さな声で叫んだあとは、何事もなかったかのように継ぎ盤
に参加していらっしゃいました。優しい微笑みすら浮かべて、
女流棋士奨励会員・記者の「この手はどういう意味でしょう」
というたくさんの質問に丁寧に答えていました。
前々から知ってはいましたが、本当に男前です。


それから窪田義行五段と瀬川晶司四段も、ファンや記者の素朴な
質問に答え、手の解説もしてらっしゃいました。
棋士としても男性としても素晴らしいですね(^^)
(他にも何人もそういう人はいらっしゃったと思います。私が目撃
 したのがその3人だっただけで)


何度も取材者に「もう感想戦も終わったんじゃないのかなぁ」と
様子を見に来られながらも、佐藤康光VS三浦弘行戦は夜明け近く
まで感想戦。そのあとも三浦八段は朝まで、銀砂・飛燕の控室で
1人で駒を(のちに数人巻き込んで(^^;))並べてましたよ。


終了後の打ち上げにて、谷川浩司九段(東京でその姿を見られる
ことは稀)は珍しく多めにお酒を召し上がっていました。


さて、挑戦者を懸けたプレーオフです。
谷川浩司九段VS羽生善治三冠。
2006年3月16日(木)


■東京の将棋会館では、
解説者は藤井猛九段・近藤正和五段・千葉涼子女流王将
座談会特別ゲスト−中原誠永世十段
18時開場・座談会/19時開始・解説会20時30分開始〜終局まで
■大阪の将棋会館では、
解説者は畠山鎮六段・村田智穂初段
18時〜終局まで


どちらも楽しみですね♪
(大阪の大盤解説のほうが安いのは羨ましいなぁ〜)


追記・そういえばこの日はひなまつりなので、控室の差し入れに
ひなあられを持っていったのですが、とあるベテランの棋士様は
それを手にしてしばらく頭をひねってから「あっ今日はひな祭り
かっ!」「あ、そうでしたねっ」の声も。
どうも将棋界ではAラス日としか認識されてなかったようです(笑)


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