日曜日らしくのんびり読書

マグダラのマリア―エロスとアガペーの聖女 (中公新書)

マグダラのマリア―エロスとアガペーの聖女 (中公新書)

新書【マグダラのマリア】読了。
前からマグダラは、世間で言われてる娼婦ではないとは知ってたのですが、
それどころかキリストに一番近く、一番忠実な弟子で、彼が復活したのを
最初に知り声までかけてもらった女性だとは。
で、他の弟子たちがまぁ激しく嫉妬すること…(^^;)
面白い。
で、彼女のイメージはどんどん貶められていき、香油でキリストの足を拭った
ベタニアのマリアや五世紀の回心した娼婦エジプトのマリアと混ざって……
って、マリアだらけやね。
あと2、3人ほど別のマリアも出てくるし。
もしかして“マリア”って名前じゃなくて、元は善女という意味では?さて、こちらも聖女。
いやはや、例の18歳少女を飼おうとしていた、自分をハンサムだと勘違いして
いる馬鹿な監禁男。
「漫画が好きだったようです」
と、所有の車の中に置いてあった雑誌は……ウィングスじゃーん!(汗)
コミックスはなるしまゆりですか!
(こっちじゃなくて雑誌と同じく新書館少年魔法士が映ってましたが、なぜか
はてなに画像が無い)
……なるしまファンとしては、あれを読んでなお他人の意志を無視して束縛を
しようという神経が理解できないわ。
何を読んでも自分の血肉にはならず、表面を滑っていくだけなのでしょう。


なので、監禁男が馬鹿なのは、ゲームなんかのせいじゃありませんよ!
石原慎太郎氏は、すぐに自分が過去に書いてきた文章も忘れて、目先のゲームや
漫画を弾圧しようとするからねぇ〜……。


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