このところ読んだ本
- 作者: 古川日出男
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/05/09
- メディア: 文庫
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文庫になったので即購入。
直木賞……なんで授賞しなかったんだろ?
文体が(ワザとだとは思う。このしつこさは*1)ぜんぜんまったく私と
合わないのだけれど、これだけたくさんの犬が登場したのに、ちゃんと
読者に見分けがつけられるところがすごい。
それに、ほんと文章が私にはダメなのに、読みにくく何日もかけつつも
ぐいぐいと最後まで面白く読んでしまいしました。
『アラビアの夜の種族』は途中で読み止まっているのだけれど、また
続きを読みはじめようかなぁ。
- 作者: 大森望,豊崎由美
- 出版社/メーカー: PARCO出版
- 発売日: 2008/05/01
- メディア: 単行本
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渋谷のBOOK 1stでサイン本(両氏の)を購入。
長嶋有さん……というかブルボン小林さんが好きなので、座談会は
脚注を含めて楽しみました♪
石田衣良さんは、いい人なんだけどヤナ奴だなぁ(笑)
- 作者: ブルボン小林
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2006/09
- メディア: 新書
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- 作者: 雪乃紗衣,由羅カイリ
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/05/01
- メディア: 文庫
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- 作者: 由羅カイリ,雪乃紗衣
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/05/26
- メディア: コミック
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漫画版はさすがゆらさん。
しかし書き下ろし最後の「父さま、チンチロリンって知ってる?」と
いうのは効果的ではあるけどおかしくないかしら?
だって、父さまと母さまと静蘭だけでチンチロリンやってたのを見て、
幼い時に羨ましかったという話なのに。父さまが遊び方を知っている
ことを秀麗ちゃんはすでに知っているはずよ。
小説版は……。
むぅ。安定した実力で面白かったけれど、“なぜこんな事態になったか”
という動機があいかわらず弱すぎる。
黎深さえキチンとしていたら、いくらでも防げた状況では?
彼がなまけるほど可愛い可愛い姪っ子が苦労するのに、行動原理が変。
- 作者: 野梨原花南,宮城とおこ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/06/03
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スマート・ゴルディオンはあいかわらずいい男だなぁ、たとえ◎◎◎の
姿になったとしても。
でも煙草はやめとけー(笑)
ラスト、召還されるのは◎◎じゃなくてダイヤモンド姫のが良かった
のになぁ。そしたら、スマートは不義理の数々をバシバシに罵られて、
ヘコんだでありましょうに。
ダイヤちゃんなら、口先だけで魔王にも勝つしね!
- 作者: 本宮ことは,池上紗京
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/06/05
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しかし、また増えちゃったよ新キャラ(汗)
双子なのですが、バラで行動されたら見分ける自信ないです。
とりあえず、王子がさらに成長しているようで良かった。
ちょっと短くて、アリア周辺以外は(手を広げすぎ!)駆け足だったので
次の巻に期待。
アンゲルゼ 最後の夏 (アンゲルゼシリーズ) (コバルト文庫)
- 作者: 須賀しのぶ,駒田絹
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/06/03
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少女小説なのに匍匐前進濃度が前よりアップ(汗)
さすが歴代の連載で、陸海空の軍隊を制覇した作家……。
しかし、これだけの人数を書き分けられるところがさすがですねぇ。
陽菜は今までの誰にも似てないし、湊は“明るく人なつこいおばか”でも
ラファエルともリックともまったく異なっているし。
一巻よりもさらに先々に期待がもてる、ハードな展開です。
絶対可憐チルドレン・THE NOVELS~B.A.B.E.L.崩壊~ (ガガガ文庫)
- 作者: 三雲岳斗,椎名高志
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/05/21
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良くも悪くもファンジンというか同人誌というか。
愛は細部まであふれて、世界観をまったく壊していないのがすごいけれど、
“すべてのキャラクターを出す”(チルドレンの家族まで!)ことに腐心
しすぎてはいないかしら。
うーん、うーん。
Copyright (c) 2008 Sayaka
*1:例「気絶したのは一瞬だが、しかし、過去と現在は断絶している。いいか、RED、お前は地の底に埋められた。その入口は(つまり、お前にとっての出口は。だから出入口は)閉じられている。」などなど、謎の語り手がずっと喋りっぱなしで内容も回りくどい