ガッシュ問題って結局は

http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=49&id=523621
mixiのインタビュー記事です)


なぜか出版社というのは“希望のところに異動させない”のが慣習らしく、漫画を愛する人間がちゃんと漫画編集部に所属できるとは限らない……というのが、そもそもの原因じゃないかなぁ。


私が知っている限り、小学館も、講談社も、集英社も、「ぜんぜん知らない希望していないジャンル」になることが多いです。
働きマン”にも、そんなエピソードがありましたねぇ。
営業希望なのに編集になる(または逆の)ケースもあるのかな?


素人の目線や、他ジャンルで培った知識でうまくいく場合もあるでしょうけど、大学を出てからあまり他の業界を知らない人は特に腐っちゃうでしょ。
ガッシュ担当各氏も、それはそれで不幸だったとは思いますよー。
[もちろん、社会人としては間違っているわけですが*1


私が知る編集者は、それでも真摯にがんばっている人が多いですけれど、望まないところばかり点々と異動させられて、退職しちゃった人もいます。あるいは、もっとやりたい事がやれそうな会社に転職したりね。


「オタクじゃダメなんだ! やりたい事ばっかやるから!」
と言った漫画誌編集長もいますが、最近はそんな時代じゃありませんし。特技を生かす方向でマニアックに走ったほうが、数字がとれるんじゃないかしらね。
書店員で、知識が無いのもかなり嫌。
せめて、映画やドラマやアニメとしていま流れている作品のタイトルくらい、ハタキかけつつ覚えてほしいんですけど!


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*1:漫画家のパクリ問題も、ちゃんと資料を自前で撮ってこずチェックが甘い、担当編集者が悪い!