文庫化待ちはあきらめました

図書館戦争

図書館戦争

30ページちょいから泣きまくりです。
本が乱暴に扱われたり、図書館や書店などがひどいめに遭う話には
ほんと弱くて!
こんな武力でかはともかく、意味不明の弾圧や言論統制そのものは
無いとは言いがたいところがなんとも。
※追記
↓この記事面白かったです。
http://tomonken-weekly.seesaa.net/article/107038749.html


児童ポルノ系のヒステリックな法案とか。(なぜイラストや漫画
まで統制しようとするかなぁ)
青少年保護というお題目の数々とか……。


巻末の階級章一覧が、本のシルエットだったので、ツボに入り
まくりでした。
面白かった!


『ちびくろサンボ』絶版を考える

『ちびくろサンボ』絶版を考える

当の「黒人」に入る人々でも意見が割れるのがこの人種問題。
ただ、この絵本の記号的なデザインとして黒い紙を貼ったような絵を
「黒人はこんなに黒くない!」
という主張は、どの人種から出てきたものとしても不思議。
白人を真っ白な紙を貼ったように描いても、
「白人はこんなに白くない! もっとあちこち、赤っぽかったり
青っぽかったりしてるんだ!」
とは言わないのに、白人の特徴(個性と言い換えてもよし)を強調
するのは差別じゃなくて、黒人だと差別?
たしかに元々、多彩な人種を3種類くらいに分けるのが無茶ですが、
そうやって名作を上から弾圧して絶版に追い込むのは、おかしいん
じゃないかなぁ。
『とらのしましまバター』憧れです。


放送禁止歌 (知恵の森文庫)

放送禁止歌 (知恵の森文庫)

色あせない名ドキュメンタリー。
規制の無意味さが伝わります。


紀伊國屋書店があるとき「自主的に」ベルセルク手塚治虫作品を
店頭から消したことを、私は忘れないです。
内容全体を吟味するのではなく、数コマのことで……。


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