昨日の将棋寄席

というわけで、29日の昼から木馬亭で始まった、将棋寄席。
の前に、おなじく観覧する友人と、本屋で待ち合わせてお茶して、
浅草をうろうろ。
やはり下町は見所が多くて楽しいですねぇ。
差し入れに、友人氏と折半して小桜のかりんとうを購入♪



初手は三遊亭橘也氏。
今年の秋に二つ目になったという男前の若手。
この日のために『振り駒』のやりかたを覚えたそうでお疲れさまです。
どうぞこの機会に、将棋を覚えてくださいな。



次があっち亭こっち氏。
石橋幸緒女流王位……じゃなかった、ビシバシ亭さちお氏の新作を
練るのに多大な貢献をしたそう。



お次はうってかわった雰囲気でバトルロイヤル風間氏の登場。
「歌うのはひかえろ!」
という某所からの指令により、今回は歌いながら描くのではなくて、
雑談をしつつ似顔絵描き。
視線が合ったので、
「そこのあなた! ……違いますよ、その前にいる人です!」
というネタに使われてしまった。ちっ(笑)
分かってましたよ、知人を描くわけないもん。
つか、知人じゃなくてこのネタに使ったら泣かれますよ(^^;)



その『バトル氏お歌禁止令』を出した湯川博士氏が、休憩前の〆。
大とりの木村弁護士氏と交代しての、難しいポジション。
マクラは自分の噺家ネーム「仏家シャベル」について。
「ほっときゃしゃべる」という意味なんですけど、奥さんである
湯川恵子さんの命名だとは知らなかったわ。
厩火事を披露。(最近の「たまちゃんハウス」これだったなぁ)
橘也さんが「プロには、お題に将棋縛りがあって」とおっしゃって
ましたが、アマには将棋、どーでもよくなってますね(汗)


《 休憩 》



休憩後の初っぱなは「待ってましたっ!」の桂九雀氏。
ゲンミツな将棋縛りの2人目です。
あくび指南。
将棋で相手が長考した時のあくび・・・というのが巧いっ!
「……たいくつやなぁ。なにこんなに考えとるんや……もう詰んどるやん」
のくだりで大爆笑。
あるある、どうやっても3手詰で長考ってパターンね。うんうんうん



プロの直後という難ポイントに、石橋……ビシバシ亭さちお氏。
前回に出演した時もむずかしい位置じゃなかったっけ(^^;)
でもまぁ、プロとトリに挟まるなら、こういう人気の高い人じゃないと
よりいっそう辛くなるか。
有名な「まんじゅうこわい」をオリジナル化した「将棋こわい」を熱演。
LPSA女性棋士たちの物真似に、客席大笑い。
中井広恵さん……みょーに似てました。
北尾まどかさんについては……なにも言うまい。
スタッフネタもあって、場内で10人くらいっきゃ分からないぞっ(笑)
あまり将棋が分からない人が、上演後の宴会で石橋さんをつかまえて
「本当に◎◎さんって、そんなに怖いんですかっ?」
「さっきの▼▼さんって、そんな人がいるんですかっ?」
「本当はどんな人なんですかっ?」
と質問ぜめ(笑)
あーああ、刷り込まれちゃいましたよ。◎◎さん▼▼さん御本人も来て
いれば、誤解を(本当に?)とけたのに……(^^)



ラストは木村家べんご志氏。
……えっとー。
木村晋介弁護士は、本当は著書も多くて各方面で裁判制度の理解や正義の
ために走り回っている、有名で有能な弁護士の先生……のはず。
将棋界では、男前だけど気さくでオモロイおっちゃんですが。
というわけで、三味線付きでにぎやかで色っぽい咄を一席。
咄は「おっしょさんが、子どもに教えているところ」でしたが、宴席では
学び覚えたフルバージョンで踊ってくださいました♪
忙しいでしょうに、すごいなぁ。
根が凝り性で勉強熱心なんでしょうねぇ。


終了後はいつもの居酒屋に場所を移し、恒例の大宴会。
舞台の上も下も一緒になって、楽しく年忘れの大騒ぎでした♪


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