09年関東交流会

将棋ペンクラブ関東交流会。会場はいつもの千駄ヶ谷将棋会館
午前中はいつもより参加者が少なくて、ちょっとドキドキ。お昼過ぎから増えてきました。
初参加の人も多く、やはり人と人が向かい合って指すのは、みなさん楽しそう〜。
現れて、会費や参加費だけ払って、ニコニコとみんなの様子を見て、「じゃあ用事があるのでこのへんで♪」と帰られる方もいらっしゃいましたが。貢献しすぎです優しすぎです。せめて遊んでいってよー(汗)


今回も、参加賞は豪華です。
直筆!のサイン色紙は、羽生善治四冠・青野照市九段・佐藤紳哉六段・千葉幸生五段・片上大輔六段*1伊藤真吾四段などなど。
目玉は、石橋幸緒女流王位による直筆Tシャツ【駒人】*2
くわあああぁぁあ格好良いっ!!

棋書も詰将棋から戦法、観戦記、棋士の半生、自費出版と多種多様ですよ。
サイン付きも多いです。
米長邦雄会長からも15冊もサイン本が届いています(^^)

御本人も登場して挨拶して行かれました。


米長会長本人にも申し上げましたが、今度の理事選にあたらしく立候補した棋士がいたことは、今の理事会にとっても本当に良かったですよね。
だってねぇ。
無競争で承認されるなんて、あり得ないでしょう。格好悪くて。定員割れの受験というか、2人しかいない三段リーグというか……。
特に今の将棋界は、ファンからの信頼が落ちている時期ですからね。
新しい風を取り入れるアピールをしないと、この不況の昨今*3、生き残って行けません。
本当は他にも何人か、手伝ってくれる新人候補者がいないかどうか、理事会のほうから打診してみるべきだったとすら思います。面倒な役職ですから大変でしょうけれども、イメージは分かりやすく変えてみせたほうが得ですものね。
おっと脱線。


というわけで、みんなで楽しく対局。
賞品を選べる順番は、成績のほかに対局数も考慮されます。
★ただ今日は、夕方から女流棋士誕生35周年記念パーティがあるので、途中で退席した人も多数。その人たちが参加賞品を選んでいるところに「こらーっ、途中からいなくなるのに、そんなに良いのを持っていっては駄目っ!」という、幹事のまことにもっともな叱り声が響き、対局中のみんなは笑いながらうなずきましたよ(笑)


昼からは石橋幸緒女流王位指導対局もありました。
また二上達也九段に、窪田義行六段、戸辺誠五段、も顔を出してくださって、挨拶やサイン色紙やお酒の差入れなどをいただき(^^)参加者も大喜びでした♪♪
優勝は七局全勝のオジサン(徹夜明け)でした。
二次会はビール片手に『どうぶつしょうぎ』が盛り上がりましたよー。2面も指されました。
参加者のカバンから、すちゃっと普通に各自ワンセット出てくるのが*4素敵♪


みなさまお疲れさまでした。
私は宴会の片づけをしてから帰宅*5。情報によるとみんな、三次会・四次会まで行かれた人もいるそうです。
来年の御参加も楽しみにお待ちしています(^^)


※覚え書き※
濃い桃色に、緑と黄土の蝶々の単衣。
裏が銀色がかった白の、紅地に白い菊の半幅帯。帯揚げ/帯締め飾りなし。
頭に蝶々の和飾り。


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*1:片上新六段は、五段のおわりに書いた色紙がたくさん余ってしまっていたとのことで、ガッツリしがみついて大量にいただいてきました♪

*2:沖縄弁なら「こまんちゅー」?

*3:不況に強いと言われた漫画というジャンルでさえも、今の発行部数は全盛期の10分の1。趣味の世界ですら、個人からも企業からも予算が削られています

*4:将棋ファンの鞄からは、将棋世界詰将棋パラダイス、盤駒は基本的に出てきます

*5:いちおう私も幹事なので最後まではいました。女流パーティまでハシゴする体力は残りませんでした……