昨日の補足を少々

開始前に読み上げ・記録・観戦記者はすでに着席。
そこで司会の女性がまずは解説者の鈴木大介氏を紹介。
「つづいて観戦記は古作登さんです。古作さん、会場内に来てますか〜?」
客席をきょろきょろ。
客はいっせいに舞台を指さして
「おねーさんの後ろ! もう座ってるから!(汗)」
うーむ(^^;)
それから対局直後のインタビューで、彼女から瀬川さんへの
「瀬川さん、ざんっねんでしたねーっ!」
という言いかたにビビッたのは私だけ?
なんというか……将棋に、よそのスポーツが持ち込まれた感覚というか、
勝っても人前であまり
「やった! 勝った! ちょー嬉しい!」
と公言しない世界でしょう、将棋界って。
善し悪しは別にして。
そこに他の世界の言語が持ち込まれたことに、怯みました。
色々なイベントで感じることですが、MCは“ただ上手い人”よりも
“わかっている人”のほうがいいなぁ、個人的には。


イベント終了後に記者会見があり、そのあと個々に囲み取材でした。
ずっと聞きたかったんです。佐藤三段に。
奨励会員になってから、こんなに他人に観られながら指すことって
 あまり無いですよね?」
御存知のかたも多いと思いますが、アマは多いんですよ。
対局中に周りを3重4重にビッシリ囲んで、しかも一手ごとに小さく
感想やらため息やらもらす人々が(笑)
瀬川晶司さんはそういったギャラリーに慣れてらっしゃいます。

佐藤天彦三段はにっこり微笑んで
「少し緊張しましたけど、観られてるなぁって思ったら、楽しく
 なってきちゃいました」
……棋力とかなんとか以前に、性格がきっちりプロ向きです(笑)
はやくJTに出て優勝してくださいまし(^▽^)
彼は
「一番勝負ではなくて良かった。1局だけの将棋で何かをはかる
 ことはできませんからね」
とも。そうですね、瀬川さんの挑戦ははじまったばかり。これからが
また楽しみです(^^)


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