世論操作と鵜呑み
久間章生防衛相が辞任ですか……
問題になってしまった
「原爆を落としたのは、戦争を終わらせるためにしょうがない」
発言は本当は
「『原爆を落としたのは、戦争を終わらせるためにしょうがない』
とアメリカは考えていた」
という意味の発言の後ろをバッサリ切り落としたものなんですよねぇ。
あるニュースで、広めに録音を流してました。
アメリカがそう思い込みたがっているのは、事実ですし。
- 作者: こうの史代
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2004/10/12
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英語版のはじめに
「原爆を落としたのは戦争を終わらせるため」
という一文を入れろと、アメリカのバイヤーが主張したそうな。
原爆被害者の写真展をやれば、「見て精神的に被害をこうむった」と
告訴する人間があらわれたり、
原爆体験アトラクション(遊園地風)をやって「ワオ、クール!」
というガキがいる米国なわけですが……。
「人体実験のために、どうか降伏しないでくれ」
と祈った過去も忘れて、よくもまぁしゃーしゃーと主張できますねぇ
米国人てば。
もちろんル=グウィンのように“踏みにじった自分たち”を意識
しているアメリカ人もいるわけですし、(ゲドを読む。・参照)
私たちも今現在進行形でも“踏みにじっている人”なわけですけど。
それにしても、今回のマスコミの世論操作はほんと怖い。
もともと報道機関は『信じて欲しいことだけ報道する』悪癖がある
わけですが、久間防衛相を罷免させようという熱意には恐ろしいもの
がありました。前にした
「アメリカのイラク派兵は失敗だった」
発言も、アメリカは不快感を示したそうですが、自分たちで「失敗
だった」って言ってたじゃんねぇ〜?
自分の欠点は人に指摘されるとムカつくの論理……かしら。
お互いに、人に操られないように気を付けませう♪
長崎でいただいた久間さんの名刺は貴重品になってしまいました
(^^;)
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