タイトルに偽りあり

ミラージュの罠―クラッシュ・ブレイズ (C・NOVELSファンタジア)

茅田砂胡さんの待望の新刊。やはり上手いなぁこの人。
【フェニックスの罠】が【ミラージュの罠】に改題。
した理由は読めば分かるのですが、正確な内容はどちらかというと
【ミラージュに罠】ではなかろーか。
デルフィニア戦記のときはウォル・グリーク・ロウ・デルフィン王
ＬＯＶＥだったのですが、クラッシュ・ブレイズシリーズ（とくに
スペシャリストの誇りあたりから）はレティシアが好きだわ〜。
鬼！
某所に闖入してきたレティとヴァンツァーには、電車の中で読んで
いたのについ吹き出しました。
隠れている敵は読者には見え見えだったので、よりいっそう災難度が
増した、そしてそのことにちっとも気付いていない敵たちに合掌。
女王と海賊もいないし、超人たちの活躍を安心して見てられます。
口絵の、「今のところこれで全部」（さぁ何がでしょう？）という
リィの顔がとても可愛い。
鈴木理華さんのイラストはセンスが素敵だねぇ♪

魔法の老女プリンシア―スレイヤーズすぺしゃる〈29〉 (富士見ファンタジア文庫)

……ナーガって、そういえば美女なんでしたっけ。
作中での異生物扱いによく忘れてしまうのですが（＾＾；）
むかし出た、彼女を鏡で増やした『ビジュアルも能力も一緒だけれど、
シャイで引っ込み思案で謙虚で愛らしい、真反対の性格のナーガ』を
思い出しにけり。
ラストの書き下ろしはちょっとシリアス風味。
シリアスの虫が出たのかもしんない。またスレイヤーズは長編版も
書いてくれないかなぁ〜。と、前巻も思った記憶。

ヒストリエ(4) (アフタヌーンKC)

ヒストリエって、【オデュッセイア（Odysseia）】をちゃんと読んで
みたくなりますねぇ。
岩波あたりから出てるかしら？
ラストで１巻に繋がって、『想い出編』なのを忘れてたのでビックリ。
世界に入り込んでいたので、自分がどこに今いるか一瞬見失っていた
感じです。思ってたほどはヒドイ目や苦労はしないで現代に繋がって
いたのねぇ。
アフタヌーンはたまにしか読んでいないので、内容が新鮮でとても
良かったです。
やはり私は男女を問わず『頭のいい登場人物』が好きだわ〜。
「策士」とか「知将」「知略」「計略」「策略」萌えです（＾＾）

頭いいで思い出した！
日記で《詰将棋解答選手権》の話が途中でしたね。
近いうちに更新します(汗)

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