とりあえず補足いろいろ

ねこめ〜わく 5 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)

ねこめ〜わく 5 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)

朝日新聞社から出た、おそらく初の朝日ソノラマミックス。
ですね(^^)
とりあえずは無事にシステムが維持されてて良かった〜。
ネコは可愛いなぁ。
百合子様ももう大学生。ちょっと、猫たちの寿命のこととかも
考えてしまいますが、そこまで長い期間の話じゃなくすむかな?
(早く連載が終わるということじゃなくて、作品内時間ね!(汗))
http://opendoors.asahi.com/data/9.shtml#LIST


よしながふみ対談集 あのひととここだけのおしゃべり

よしながふみ対談集 あのひととここだけのおしゃべり

いくつかは雑誌で読みました。
というか、ここまでバラバラの掲載紙でまとまるとはすごい。
(語り下ろしも多いですよ)
よしながさんと羽海野チカさんがスラムダンクつながりだったとは
知りませんでした。あまり大手を回らないからなぁ。
今回、対談相手は漫画家や小説家が多いのですが、香山リカさん
とか酒井順子さん、斎藤美奈子さんなどとの対談も読んでみたい
なぁ。と感じたり。
しかし、何度か出てくる
「男に大島弓子は分からない」
というのは、事実かどうかはともかく、残酷。
ま、分からなくても誤解でも読書のウチですからね。
『恋愛教』信者と『実は恋人や伴侶の順位はかなり下』の人では
相互理解がむずかしいように。あ、お金もそうか。
で「本当は欲しいと思ってるくせに!」という話になるんですよね。
自分の価値観が否定されるのが怖いから。


性別が、ない!  (4) (ぶんか社コミックス)

性別が、ない! (4) (ぶんか社コミックス)

ジェンダーフリー的な話題になったので、こちらも掲載。
まさしくジェンダーがフリー(^^;)
このエッセイ漫画のシリーズを読むようになってからは
「世の中には男と女しかいないんだから」
というお決まりの言葉は冗談でも言えなくなりました。
意外と多いのねぇ、両性具有(半陰陽)の人。
そして今や若い人の価値観って、すごく柔軟なんですね。
幸いにも周囲にステレオタイプは少ないのですが、多数決まがいの
価値観が押しつけられるのはどうにもイヤです。*1
「普通」って時代や国によってちがうし。
でも、『ヒットしててどこの書店でも全巻平積み』だと逆に買えなく
なるというのは、結局は周囲の価値観に踊らされているということ
なんだけどね。どんなにハヤリものでも迷わずレジに持っていけない
とは、自分の修行もまだまだじゃのぅ〜。
むぅ

博士の愛した数式 (新潮文庫)

博士の愛した数式 (新潮文庫)

たとえば↑
ほとぼりが冷めたと感じてからようやく読めました。
『強い』って「みんなが好きな物を馬鹿にすること」じゃなくて、
「みんなが嫌っているものを好きだと言う」ことなんだよねぇ。
“みんな”なんて存在しないことが解っていても、たいへん。


Copyright (c) 2007 Sayaka

*1:とはいえマイノリティ=弱者とは思いません。武士だって1割以下のマイノリティでしたけど、弱者とはいえないし