おもしろい小説が読みたい

漫画が読みたくなる時期、
4コマが読みたくなる時期、
ときて、すこし前から小説週間です。
図書館で仕事しようかなぁ。たまにはハードカバーが読みたい。*1
純粋な文章書きなら軽装で(チラシの裏にだって)作業ができます
が、あたくしは絵描きゆえ画材であるPCから離れられないんです
けれどね(^^;)
マックのノート(新作が出てますね)なら軽いから持っていけるの
かなぁ。
しかしペンタブレットも持っていくとなると結構な荷物に。


人類は衰退しました 2 (ガガガ文庫)

人類は衰退しました 2 (ガガガ文庫)

わたしの文章は、辞書を何種類もひくことと推敲を重ねていること*2
だけが取り柄*3なので、こういう軽やかなセンスの文章には嫉妬します。
(もちろん、田中ロミオさんが辞書をひいてないとは言ってません。
基礎力の問題)
なにをどうしても、こういう文は書けません。
あと先崎学先生や、渡辺明竜王夫人にも、おなじ嫉妬を感じますねぇ。
いいなぁ
どうやったらこう独特の、断ち切るようなハイセンスな言語選択が
できるのかなぁ。
粗筋は、もしかしたら自分にも思いつくかもしれませんが、妖精さん
たちの会話は考えられません。
「だつぼーですなぁ」
「うらやましい、えぐぜくてぃぶなたんごせんたくです」
2巻が出たとき、まだ私は1巻を読み終えてなかったので見逃したら、
みごとに速攻各書店で売り切れ。渋谷は全滅。
ようやく入手できたのは、駒込のちいさな本屋でした。


神様のパズル (ハルキ文庫)

神様のパズル (ハルキ文庫)

前に読もうかとして、出だしに食指が動かず断念。
読書欲が小説の時期じゃ無かったし。
今回この「小説が読みたいよう病」の怒濤の時期を活かして一気読み。
予想とはまったく違っていたけど面白かった。
もうちょい哲学的なハナシかと。
で、物理学的だけどSF的ではなかったですし。
ラストがいまひとつスッキリしない展開ですが、ま、いっか。


黄金の魔女が棲む森 (トクマ・ノベルズ)

黄金の魔女が棲む森 (トクマ・ノベルズ)

読書欲のままジャケ買い
当たり外れが大きくて危険な賭けではあるのですが、神坂一七姫物語
もマルタ・サギーも幻獣降臨譚も、まだとうぶん先なのだもの(涙)
わりと面白かったです。
ヒロインの印象がコロコロかわるし。
しかし、あまり若造をからかっちゃいかんよ(^^;)
2巻まで買いました。
まだまだたくさん出ているので、とうぶん繋げそうです。
難点はブックデザイン。巻数がよく分からないのは勘弁してほしい。
どれが最初でどれが続きなのか、カバー折返しにでもいいから載せと
いてほしいなぁ。


文学賞メッタ斬り! (ちくま文庫)

文学賞メッタ斬り! (ちくま文庫)

辛口対談が文庫になりました♪
本好きにはおすすめです。
文庫のオマケがあるかどうかは未だ確認していませんが。


Copyright (c) 2008 Sayaka

*1:高いしかさばるので、「文庫になってから」か「絶対に文庫化しそうにないハードカバー」と、買う物は決めています。1500円のハードカバーなら文庫が3冊買えるし

*2:普通のことだけどね

*3:ブログではあまりやってません。ごめん。えっとー、ネットは臨場感がダイゴミということでー(^^;)