そして終局

観戦記者と立会人が入室して*1約１時間後。
「最後の一手まで指すでしょう」
と淡路九段の言うとおり、ほとんどアマチュアにも指し続けて
いけそうな形までなってから、投了。

渡辺明竜王の防衛＆初代永世竜王＆歴史初●●●○○○○が
決定いたしました。
おめでとうございます。
竜王の着物をコーディネイトしている白瀧呉服店の社長も、
ホッとした表情。
今回の羽織は、ファンには見慣れた唐茶色の勝負羽織。
遠目や写真にはヒョウ柄のようにも見えますが、実は縁起が良い
扇子が輪になった小紋です。
「実はね、本人は御存知ないけどお守りを縫い込んであるんだ」
とのこと。

感想戦が終わってからは、渡辺初代永世竜王の記者会見。
阿久津先生をはじめとする『最後の新幹線で帰るグループ』も
どっと帰宅。
それから竜王と名人は、地元の人々も含めた打ち上げで夕食。
その後、羽生名人は自室へ、渡辺竜王は二次会へと分かれたあと、
竜王は控え室へ戻り、藤井九段、村山五段、観戦記者やライター
たちとともに、夜明け近くまで今日の棋譜を並べていたようです。

みなさまお疲れさまでした。

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*1:つまり、そろそろ終わるかと予想して、記者と立会人は対局室に入るわけです