ファザークリスマス

レディー・ヴィクトリアン 20 (プリンセスコミックス)

レディー・ヴィクトリアン 20 (プリンセスコミックス)

ヴィクトリア時代の、強運と凶運を持った健気な家庭教師
(と書いてガヴァネスと読む)の少女が、殺人犯として
投獄されたが、新聞社オーナーの青年と、美しい伯爵令嬢
だけが無実を信じてくれた。
銀の髪を持つ完璧な淑女(レディ)である伯爵令嬢。
だが彼女は実は、幼い頃に亡くなった本物の令嬢の身代わり
に孤児院から引き取られた少年だったのです。


コミックスに各巻おまけとしてヴィクトリア時代のガイドが
載っているのですが、サンタクロースの話が面白かった。
もともとファザークリスマスは「冬の神」として村内から
選ばれた男が、家々に押し入ってはご馳走を食い荒らして
いくというイベントだそう……。
ちょっとナマハゲ。
もちろん、プレゼントなどくれません。
「ご馳走しますから、『冬』さん早く出ていってください」
という春を願う行事だったようです。
それから、
「よい子にはプレゼントを、悪い子には鞭を」
に変化してからの話は、このあいだ天童からの帰りに車内
で読むために買った、雑誌マーガレットのコレ↓にも載って
いましたよ。

都市伝説―蘇る殺人鬼― 1 (都市伝説) (マーガレットコミックス)

都市伝説―蘇る殺人鬼― 1 (都市伝説) (マーガレットコミックス)

やたら平和な、一方的にプレゼントを与えるおじいさんに
なったのは、聖ニコラウスよりコカ・コーラの功績かいのぅ。あ、マーガレットはめっぽうハマっている【裸足でバラを踏め
(ハダバラ)とドラマ化の【メイちゃんの執事】を読むために
買ってみました。
いやぁ、ハダバラはここ2回の望さんがかわいそうで!
純ちゃん(すみちゃん)のたかがオニギリに「純さんが作った」
と、ときめいてしまったり。
奥さんが純と同じ香水を付けているので我を忘れたり……。
でもなぁ。
まだまだボンボンなので、読んでいて
「おまえには純はやれん!」
とか思ってしまいます(笑)

裸足でバラを踏め 2 (マーガレットコミックス)

裸足でバラを踏め 2 (マーガレットコミックス)

メイちゃんの執事】最近やたら多い執事もの。
……執事というより何でも屋で、正しい執事じゃないけど(笑)
雑誌では弟くんの剣人再登場。
というか、見るからに剣人以外はありえないけど、登場人物が
何も言ってないのに次号予告でバラさんでよー。
コミックスの裏表紙の解説といい、ネタバレすぎなのよねぇ。
私は理人派です。
いつもいつも、「お兄ちゃん」として我慢してきたと思うの。
弟は無邪気にワガママ言えても*1、彼はなまじっか優秀なだけに、
大人の事情を察して、小さいときからグッとこらえてきた人生
じゃないかと。
メイお嬢さまぐらいは兄ちゃんのものになって欲しい!
我が侭を言うんだ理人!

メイちゃんの執事 8 (マーガレットコミックス)

メイちゃんの執事 8 (マーガレットコミックス)


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*1:まぁ弟くんも小さい頃から療養のため親元を離れて祖父の預かりになっていたわけですが