いいタイトルが思いつかないけど

木屋太二さんからのお誘いで、神奈川の将棋の会に参加。
白楽でちょうど皆さんの車と会えたので乗車。
中にいた1人は、今日の指導であるおでこの可愛い藤田綾せんせでした(^^)


将棋覚えたてのおちびちゃんたちと、成り行きで二面指し。
ぜはーぜはー
2つの局面をいっぺんに考えるなんて、大変っ!
「加賀さん、もう一面いける?」
さすがに丁重にお断り申しあげました(汗)
なんとか2面とも負けましたが、相手の指し手を伸ばしつつ
「次はこの手はやらないようにしよう」
と思わせるように咎めるのは、もんのすごーく難しいですね。
指導棋士を含む教えるプロのみなさんは、本当に素晴らしいなぁと、再確認です。
そしてどうして覚えたてのおちびちゃんは、歩の前に金銀が身を投げ出すことを
好むのであろうか……。
あと、二手指し三手指しされてしまうと、ワタクシレベルでは戻すのが大変。
ちょっと本気で“上手側の”勉強しようかなぁ……。
頭を使いすぎて疲れました。
同伴のおかあさまに、ハム将棋を推薦。
http://hozo.hp.infoseek.co.jp/shogi/
娘を倒せるのはいまのうちですぞ(笑)
いま8枚落ちでも勝てないお子さんでも、来年は二段くらいになっていても不思議
ではありません。


お先に失礼して駅へ。
今日は新宿にて、将棋ペンクラブの新年会。
木村晋介弁護士は「ワタシの本業は弁護士ですから」と言いながら、持参の名酒を
ふるまいつつ都々逸に小唄に落語を披露。
カラオケセットもあるのに、その横でエア三味線ひいてるのはうちのグループだけ
だろうナァ……。
「ワタシは弁護士ですから」
せーの
「うっそだー!」
お金払って酒を提供して芸をして、なんて素晴らしいサービス精神の小父様なので
しょうか。同じく小唄が趣味の(名取りでもある)二上達也元会長とも、楽しく
お喋りされていましたよ。
私はひととおり御飯を食べてから、遠方故に失礼しました。
風邪ひきで不参加数名に早退数名。
でもまぁ残った7人ほどは二次会も行かれたようです。


今年は素敵な一年となりますように。


いきなりケモノ姫 聖騎士の葛藤 (B’s‐LOG文庫)

いきなりケモノ姫 聖騎士の葛藤 (B’s‐LOG文庫)

帰宅途中で待望の新刊購入。
……とにかくタイトルが悪いよねぇ。
魔法使いは光の玉を手にして生まれて、光が無かった者はまったく魔法が使えない世界。
即位したての美男王ヘムルートが求婚したのは、変わり者と言われている侯爵家の姫、
ディアナ。
愛らしい彼女は「魔法を持たない人でも楽に幸せになれるように」とその聡明な知力を
発明へと注ぎ、彼女の領地では水力によって小麦が楽に粉になり、井戸から苦労して
水瓶で運ばなくても、ひねっただけで水が出る。
王はその賢さと優しさを、幼い頃から愛していたのだ。


しかし、いよいよ正式な婚約となる舞踏会の日、魔女が現れ美男王をライオンにして
連れ去ってしまう。
彼に触れたことにより、ディアナもともに『獣になる呪い』に感染してしまったが、
おなじく呪いを受けた騎士や自分の侍女たちとともに、愛するヘムルートを助けに
行く旅に出る。


というわけで「姫が王子様を助けに行く」系です。発明マニアのディアナの思考が、
ちゃんと発明マニアのものなところが素晴らしい。
ありがちな、何かというと爆発させる少女ではなく、ちゃんと図面をひいて技師と
相談しながら進めていくんですよ♪
新刊ではついにヘムルートとディアナが再会。2人とも魅力的なので、あちこちから
片想いされたり嫉妬したりたいへんややこしいのですが、さらにややこしい新キャラ
登場。思い込みが激しそうでちょっと心配です。
いい子であることを願います。
くっついてきた双子も、人の情愛に触れて良いほうへとかわっていくといいなぁ。


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