悪い手を指したら次に好手にしてしまえっ

昨夜は江古田のお好み焼きやさんで、１局目は勝たせてもらったのですが（ラストの５手詰め解けたし♪）、後輩の面倒見が良く優しくて眉毛が凛々しい眼鏡男子*1の指導対局では、こてんぱんにされてしまったのです。
うまく歩を節約されて、苦しいと思っていた局面が「銀を引いてなんでもありません」ですって。ええーっ？　悪くないところで心理的に負けているのって、くやしいなぁっ。
そのあとかなり頑張ったのですが、だめでした。
帰宅してもなかなか寝つけず、大量に買い込んだ本を読んだり（まあこれが夜更かしの主因ですね）、ホワイトデーにいただいた美味しいお菓子を優雅につまみつつ*2、ハムスターをいじめ（ハム将棋）たり。
http://hozo.hp.infoseek.co.jp/shogi/
研究の結果、平手で57手が最短と見ているのですが、もっと早い詰みはありますか？
近日に梔子流ハム棋譜公開予定。

で、寝付いたのが遅かったのに、将棋ペンクラブ幹事のひとりに今朝７時半前に電話で起こされた……しくしく
でも朝っぱらからサイトを更新（これは修正が行き届いてなかった私が悪かったのです）することになったそれが結果的にいろいろ良かったので、禍福はあざなわれているなぁと、しみじみ。
重要なメールが来ていましたし。

町長選挙 (文春文庫)

タイトルあまりよくないなぁ。
でも、そのタイトルと同じ最後のストーリーがいちばん面白かったです。
前半の３本、生ものがモデルのキャラクターって早く腐りますよ？　１話目はナベツネ、２話目はホリエモン、３話目は女優のステレオタイプかな？それとも白木というからには黒木瞳？……のようですね。（あと叶姉妹モデルが通りすがる。情熱大陸ならぬ熱血大陸という番組とかも）。10年後は脚注をいれないと意味不明になってそう。
で、３本とも［チヤホヤされていた人が内心にある恐怖（死や速度や老い）を押さえつけて神経症になるものの、伊良部の幼さや無神経さに馬鹿馬鹿しくなって克服する］流れ。
４本目の町長選挙の話以外は無難にまとまって『いい話』に着地してはいますが、１巻の伊良部に比べてまぁ毒の抜けたこと。チームバチスタの白鳥もそうですけれど、中年でデブで性格が悪いキャラクターって、どうして灰汁がもたないのかしらん。
個人的には【空中ブランコ】のタイトル含めて２巻目がいちばん好きです。

なおざりダンジョン (6) (CR COMICS)

さて、待望の新刊っ！
わぁ……「おざなり」と辻褄合うのかなぁ。
今回は蛮族王サルバドルの遺児たちの物語。「おざなり」よりもずっと昔のストーリーのはずですが、あちらにいない新キャラ＆設定が出てくる出てくる。まるでスレイヤーズとすぺしゃるのごとし！
ここがターニングポイントとなるようです。ということは……
もしかしてついに【おざなりダンジョン】の続きが出ますかねっ？
数話を抜き出しては再発行という、わけのわからない刊行をしていた絶版名作ですが、つーいーにー完全版で再発行ですっ♪

おざなりダンジョン (1) (CR COMICS)

おざなりダンジョン (2) (CR COMICS)

へのへのマジックマスターと“奥さん”など懐かしい懐かしい。嬉しいなぁ。
……描き下ろしがもうちょっと多かったら買うのに、買うのに。
とりあえず、カインとアベルから新大陸の物語に追いつくまで、モカ・キリマン・ブルマンの冒険を見守ります。って、学者であり剣である彼の名前が出てこなくて、検索までしちゃいましたよ。エスプリだ！
間が空きすぎ。ほんと待ちました。

そこをなんとか 2 (花とゆめCOMICSスペシャル)

弁護士漫画。
やたら着物成分の高いメロディで、スーツ成分を担うため企画されたという話（＾＾；）ハンサムな先輩の悪徳顔は自覚あったそうですが、メガネを外しても状況が解決したと思えないんですがねぇ。
らっこちゃん（新人イソ弁）の脳天気な可愛さにごまかされますけど、ストーリーは手堅いしリアルです。いろいろと、自分がこういう判断をしない自信はないわ……。
飲酒ひき逃げ事件の話がありますが、将棋界の長所はプロアマ問わず、未成年者や運転者に飲酒を強要しないところかと。自分だけアルコールでも、自分だけオレンジジュースでも気にしない。良い意味でマイペースですね。

Copyright (c) 2009 Sayaka

*1:http://chama258.seesaa.net/article/115568068.html

*2:先月におなじくVDチョコを持ってきたＮ嬢と「すごい！将棋界なのにホワイトデーが！」と感動