昨日の詰将棋初級戦/一般戦

昨日の詰将棋解答選手権のことです。
http://blog.goo.ne.jp/shogi-problem
今回の初級戦/一般戦は、全国11会場*1! すばらしい!
各会場のスタッフのみなさま、若島正さん、浦野真彦七段、メイン中継人のKさん、朝日新聞社さん、ほんっとーにお疲れさまでした。

江東会場はいっぱいで、私は品川会場へ。
女流棋士のイベント会場でお馴染み[きゅりあん]がある、大井町駅です。
そこから少し歩くらしい、はじめて行く建物なので早めに出発。
関内駅からだと電車で一本。
ぬかりなく時刻表を調べたので、まずは時間まで駅前のお気に入りの書店へ。うむうむ
すごく久しぶりに、坂田靖子の新刊が出ていますよ♪
ほどよく出発して、13時から受付開始なのに、12時ちょいに大井町駅に着いてしまいました。会場までは徒歩10分ほどとのことなので、案内図で予想より分かりやすい道なのを確認してから、駅ビルのBOOK1stへ。……はっ。何しに来てるんだか。
ぽてぽてと歩いていくと、会場の隣はのどかな公園。桜がほぼ満開で、家族連れや学生さんたちが花見をしています。


そんなのんびり行っても、会場には30分前に到着。
まだ受付がセッティングされていませんね(汗)……ごめんなさい


荷物を置いて一階でお茶していたら、今度はギリギリに……。
まずは初級戦です。3手5手です。

いやあ
同じ手数で『合い駒をする順』と『しない順』があると、合い駒を入れたくなるのよねぇ。(“駒を余らせない”のが基本方針なので、合い駒しないのが正解。らしい)
しかもチャンピオン戦でひねくれたのか「いや、ここで単純に取ってはくれないだろう」とか深読みしすぎました。浦野先生の問題*2など、あまりにも早く解けたので、逆に自分を疑ってしまったのです。最後まで他に良い手順が思い浮かばず、ダメ元でその解答にしようと思った時には、残り時間が足りずに2手目までしか書けず不正解。
例年よりは易しめの手数の問題だったのにな。


時間配分は来年の課題だなぁ。
ちゃんと腕時計していっているのに、見た記憶が一度もありません(汗)


で、終わり近くに顔を上げたら半分くらいの参加者が、答え終わって室内から消えていました。
……というより
半分ぐらい残っていたのが、そのとき心底嬉しかった(T。T)
だって3手5手だよっ?
最後にわたし1人残ることも有り得るし、そうだったらどんなに哀しく不安か!


45分経過して終了。小学生には敵いませんなぁ。
さて、帰るかね。
「一般戦あるよあるよあるよ〜っ、まだ席アルよぉ」
にょ?
「女性100円、男性200円の追加でオッケー!」
にょにょ? 100円とな?
初級戦は消化不良だったし、はっ、初挑戦*3しちゃおっかしらぁドキドキ。チャリーン♪


ワンコインでふたたび席へ。
さきほどより少し人が増えています。あら、知人のN嬢が。がんばれー
一般戦は、昨日の日記に書いたように90分間で、そのうち70分は記憶にありません。……ぐったり。いやホント、数少ない自慢は集中力です。周りが見えなくて怒られることのほうが多いですが。


成績は初級戦とほぼおなじ6点。
むう。
一般は7手からなので、1問目が7手なのは間違いない*4のに、どうしても11手かかるところがオカシイと思ったのよねぇ(根本的にそういう問題ではない)。相手の駒がいるところには追い込みたくないじゃなーい。罠かと思ったのに。


帰り際にN嬢と立ち話。
このあいだ詰将棋パラダイスの[推理将棋]に旦那の投稿が採用されたそうです。ふむふむ。
で、彼女は新宿の宴会へ。
わたしはスタッフのみなさまの打ち上げにお邪魔いたしました(^^)


先日のチャンピオン戦でもお会いしたり、共通の知人が多い詰工房のかたがたなので、楽しくおしゃべり。ノンアルコール率が高く、喫煙率が低かったです♪ とある会場にとある詰キストが出て、初級戦と一般戦とまったく同じ人間が1.2.3位独占だったという情報が……。あ、ありなの?(汗)(御本人のブログは「ここはがんばって小学生を泣かせるぐらい頑張ってぶっちぎろうと誓った」ですって)
推理将棋の話題になったので、N嬢の旦那が載った話をしましたら
「ええっ! Nさんの旦那ってNさんなのっ!?」
「話しかければ良かったっ」
「知らなかったぁ、気付かなかったぁ」
と大騒ぎに。あらびっくり。
このタイムラグのある反応は……ああ、棋士詰将棋作家の会話です(笑)
詰将棋作家の名刺には、作品が印刷されていることが多いのです。
棋士詰将棋作家が「ファンです」と話しかけるとき、たまに、作家から名刺を渡されて「ええっ! この作品知ってます、◎◎さんでしたか、先日の詰めパラも見ました!」と棋士が逆にファンの反応になることもあって面白いです。
顔を知られている棋士と、作品で知られている詰キストの違いですね♪


私は途中で帰宅。
おじゃましました\(^▽^)/


ところで
きゅりあん]と隣のビルっていつからヤマダデンキでしたっけ?(汗)
前は洋服とか売ってませんでしたー?
ヤマダ電機“6階・書籍雑誌文庫コミック”とあったので、小雨のなかふらふらと入館。椅子と机があって、書店とは思えない棚のひろーい隙間。5人くらい並んで歩けますよ。最初はおおっと思う広さだったのに、よく見ると品揃えがあまり良くない……。あと10本ぐらい棚が置けるでしょうに、もったいない!
とりあえず一冊購入。
カバー……いちいち紙から折るんですね(^^;)あらかじめ折ってストックしておかないのねぇ。こんなので経営は大丈夫かしら。
駅ビルの有隣堂にも寄ってから帰宅。


本もたくさん買ったし、おしゃべりしたし、楽しかったです。
……解けなくて悔しくなんかないやいっ!(涙)
でも自分が全国で何位なのか、みんな知りたいですよね?
集計スタッフは大変でしょうけど、上位だけではなく全員分のランキングをやって下さらないかしら。励みにも目標にもなると思いますし。公式ブログに提案してみようかしらねえ。


参加や観戦のみなさまも、お疲れさまでした。
また来年、お互いに頑張りましょうね!


海に行かないか

海に行かないか

坂田靖子さん単体では4年ぶりのコミックス。
あいかわらずというか、いつも通りな短編集です。「風呂桶壊し」の騎士の話が好き。次に出てくる騎士と同一人物かと思ったら、どうも違うようす。

ああっ失敗した。
自分が持っている文庫とかぶりまくっていました。ちぇっ
ミノタウロスの皿とか、にくまれ屋とか、ストーリーを細部まで覚えてしまっているのよねぇ。
こうしてみると藤子不二雄さんの血肉にはやはり、手塚治虫さんを感じるなぁ。手塚さんの、世界が書き割りのドラマで主人公が蝶だか猫だか(蝶は先代の主役だったかな)にされる話などをふと、思い出しました。


Copyright (c) 2009 Sayaka

*1:天童支部に「そちらもどうですか?」と聞いてみたのですが、こんな大きな会を運営したことがなく不安だそうで、断られてしまいました。残念

*2:チャンピオン戦とおなじく、解いている時は誰の作品かは知らない

*3:いままで、何故か初級戦とチャンピオン戦にしか出たことがありません

*4:すべてのクラスは、問題ごとに手数が増えていくというのがヒントになっています