名人戦第一局は椿山荘で・2

椿山荘は広すぎて、何度来てもどっちに行けばいいか迷うなぁ。
夏には螢が放される広い庭や、花瓶に活けられた八重桜が綺麗です。


さすが都内というだけあって、控え室で検討する棋士の姿がとても多いです。
忙しい中継班はあたらしい観戦者が来るたびに、名人戦封じ手予想賞品のためサイン色紙を集めていましたよ。ざっと見た中では特に先崎学八段と伊藤真吾四段のものが格好良かったですし、もちろん他にもたくさん、欲しくなる素敵なサインがいっぱいありました。宜しければ応募してみてはいかがでしょうか?
それから今回も棋戦各紙の記者たちだけではなく、ほかの取材やスポンサーの人などもいっぱい中でモニター越しに観戦してらっしゃいました。


継ぎ盤は5つほど設置。
いつもは、わりと気楽に『自分じゃやらないでしょ』という手を試みに指したりして和やかな雰囲気なのですが、今回はおおむね眉間に皺を寄せ、首をひねって盤に向かっています。
いやあ難解。
というかどっちも持ちたくない局面だわぁ(汗)


矢内理絵子女王は、明日の昼に出発して岡山へ*1
木村一基八段は、明日9時半に名古屋到着予定。と、2人も翌日がハードな移動日。
(ちなみに記録の天野貴元くんは明日は三段リーグだそう(汗))
持将棋とかになったらイヤだねぇ……」
とみんなで複雑な局面を見守ります。
わたしも今日は月に一度の、のじま道場なんだけどなぁ。でも、こんな中途半端な所で移動するのは哀しい。


夕食休憩は30分。
控え室にまず、立会の谷川浩司九段、三浦弘行八段、久保利明棋王、記録係のためのサンドイッチがそれぞれ大皿にセッティング。
周囲にも、指しながら食べやすい(笑)ミニサンドイッチが大量に振る舞われました(^^)
パン生地が白だけではなくて黄色や緑に味が練り込まれていて、種類豊富で豪華でした。


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*1:理絵子さん「まだ荷造り終わってないんですう。あはは(汗)」とのこと