おしゃべりは楽しい

昼に知り合いのお宅にお邪魔して、勉強させていただきました。
ついでに、そこの将棋教室に通っている小学生の子供と一局。一カ所だけ「ここでどうするかなぁ?」とワザと意地悪に指さないで素直に応じてみたところ、最善手を自力で発見。負かされました(^^)
手つきも良いし礼儀正しいし、すぐにものすごく強くなりますね、うん。


夕方からは軽い呑み会*1
ごはん美味しかった。
『将棋をやめる人・やめない人』で盛り上がりました。
女性は、学生時代に将棋に巡り会っても、[受験][就職]*2[結婚][出産]で指すことから離れる事が多く、稀に子供が成人してから戻ってくる。という話をフェアリープリンセス*3の人たちとしたことがあります。
が、
一緒に飲んでた男性が「でも自分も、大学将棋で今も指している人は、もうほとんどいないねぇ」と意外なデータを披露。その人は卒業して二十年くらいですかね?たつと、かなり強かった人でも、将棋から離れていることも多いらしいです。
へぇ
もったいないような。
いずれ子供が将棋に興味を持てば、戻ってきたりもするのでしょうけど……。
ライターも何人も素晴らしい人が将棋界から離れていますし。
十年ちょい前に、私が棋界で仕事をはじめるきっかけをくれた女性の将棋ライターさん*4も、今はどこで何をしてらっしゃるのかなぁ。
「どうすれば、続けるのか」
考えるのが課題のひとつかしらね。



あと他の人から「mixiで議論していたねぇ」の指摘(^^;)
だって将棋コミュで、脳科学の話題だったんだもん。見過ごせません。


しかし、たかだか「将棋について、男性脳と女性脳の違いを指摘できるほどのデータは、まだ集まっていないんですよ?*5」と指摘するだけのことに、どれだけコメントを繰り返したか(汗)
『テレビを鵜呑みにした』『偉い人が違うって言ってた』のは分かったから、せめてリンクした[独立行政法人 理化学研究所 脳科学総合研究センター]のサイトは読んでよ〜っ(涙)
http://www.dei.brain.riken.jp/shogiexp/
昨年にこちらの研究発表会を取材したのですが、とても楽しかったです♪
もともと脳科学は好き。
【脳の中の幽霊】や【火星の人類学者】は読み物として面白いし。発達障害についての広報小冊子のイラストも描いたことがあります(^^)
でも「海馬」の作用が判明したのが、たった50年ほど前というのはホラーすぎます。
てんかん→存在意義が不明の部分がてんかんを起こしているから切除→記憶ができない人に!
恐い(T。T)


「記憶力がすごく良ければ、将棋が強いのか」というとそうでもないのが面白いところ。まだまだ将棋ソフトは棋士の棋力を越えられませんが、それでも脳手術してものすごーく将棋が強くなる方法があったら……ちょっとやってみたいかも。

まあのんびり『つよい』より『たのしい』を選択したから今の自分がいるわけですが、サヴァンの世界は大変そうですが、興味深いです。


Copyright (c) 2009 Sayaka

*1:と書いて気付いたけれど、なぜか全員がウーロン茶でしたわ・汗

*2:受験と就職は、男性にも分かれ道の重要ポイントでしょうね

*3:「指す女性」の先駆けである、すばらしいグループ

*4:湯川恵子さんではありませんが、やはり私が好きな文章を書くかたでした

*5:女流棋士全員が協力したとしても、性別による差異を分析できるほどの数にはまだまだでしょうねぇ