ヤツはとんでもないものを盗んでいきました……
時間です……(がっくり)
連休前の新刊大放出に、書店で小躍り。
軽い鬱*1も吹き飛びます♪ とはいえ。さすがに、数日かけてじっくりねぶねぶと読むつもり〜。
……だったのに(涙)
有川浩の【海の底】以外、買った本をうっかり1日で↓読破してしまいました(T。T)
睡眠時間を削っても止まらなかった……。くうっ。
- 作者: 野村美月,竹岡美穂
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2009/04/30
- メディア: 文庫
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残された心葉くんとその後輩の少女の物語。
意外だったのは、ひとつはこの一冊前のような明るめの短編集だと思いこんでいたら、本編とおなじ暗くて重いミステリィの心中物語が展開したこと。
もう1つは、続いたこと。このまま見習いシリーズになるのかしら。
大人で美人な和さんのイラストを、卒業した遠子かと思ったのはナイショ(笑) 胸部がぜんぜん違いました。竹岡美穂さんごめんなさい。
文学少女は映画化するそうで、ちょっと興味があります。
アニメじゃなくて実写でも面白いと思うけれど。
- 作者: 井上堅二,葉賀ユイ
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2009/04/30
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今回は調整でホラーテイストとなった召還獣と、三年生たちとのお化け屋敷対決となった話。
秀吉の活躍の場がすくなくて残念ですが、彼に悲鳴をあげさせるための三年生の対策が、面白かった。お姉ちゃんも、まったく同じ顔なのになぜ弟ばかりモテるのか、もうちょっと自分をかえりみたほうが良いんじゃないかなぁ〜。
ホラーハウスの中での翔子ちゃんと瑞樹ちゃんのやりとり、とても好き。翔子ちゃんが(愛する一方的婚約者の)雄二以外にかまうのは珍しいなぁ。雄二ったら、巻頭漫画と巻末イラストがとても素敵でした。実は男前なのよね。葉賀ユイさんありがとー♪
- 作者: 重野なおき
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2009/04/28
- メディア: コミック
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これと【信長の忍び】が特に楽しみ。
今回の中心は三男のとおる。異様にしっかりしているけれど、いちおうまだお子様でした。みんないろいろ苦労しているなぁ。まぁ、早く奈々ちゃんところに婿に行っちゃったほうが良いのでは。
さりげに大吾も今回は活躍ね。……オタク濃度がさらにジワジワあがっているのは、大丈夫なのかな(汗)
あの山越えて 14 (秋田レディースコミックスセレクション)
- 作者: 夢路行
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2009/04/28
- メディア: コミック
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今回は何人か「悪人ではないけれど、イヤな大人」の登場。
バカガキは将来は治る*2可能性がありますが、大人になっても厭な人間というのは罪深いなぁ。根っこは嫉妬だったり寂しさだったりするわけですが、準レギュラーの『平沼の勝平さん』再登場。家族にも親戚中にも嫌われて、それでも立場が弱い人間をこき下ろして威張るしか出来ないなんて……。自分の器の小ささが辛くないのかしらねぇ。
- 作者: 谷瑞恵,高星麻子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/04/28
- メディア: 文庫
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は、いいのだけれどリディアの夫を信じていないっぷりは、相変わらずひどすぎる。このカップルの遠慮度は比類なさすぎ。相手を信じて相談していたら防げる事件がたくさんあります。
ふう。
こんなにエドガーは彼女にベタ惚れなのに。いままでしてきた非道(女ったらしだった)の分だけ、リディアの純情無垢に苦労させられるということかしら……。
アーミンの背後らしきものが見えてきたのは良かった。
- 作者: 雪乃紗衣,由羅カイリ
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2009/05/01
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浪燕青……惚れ直すわぁ。
子供のうちからすでに、仕事はできてもお子様だらけ(例・紅黎深)のこの国では珍しいほどの大人。他人を思いやる姿がカッコイイですね。「短いほうのキズ」ってそれかあ。
静蘭は、ほんっと秀麗ちゃん一家に拾われて良かったねぇ。『賢しい』と『賢い』は微妙に違うのよね。で、確かにあなたは王様には向いていなかったわ、うん。「名選手名監督ならず」というものかしら。
……で、現王様は影も形も*3なく……(^^;)
こんなに存在感が薄くて、秀麗ちゃんの夫になれるや不安だわ。
最後の話は秀麗ちゃんの両親の出会いの物語。ま、仙女と暗殺者というのは前々から提示されていたわけですが。お父さんは妻を口説き落とすのに苦労したと思っているようですが、お母さんは思っていたよりは早くから、邵可さんに惚れていたようで。んで娘はよくまぁ「異様に酒が強い」「子供ができないかも」くらいの特殊性で、現存できていますねぇ。もっと人外になってもおかしくなかったでしょうに。それから、璃桜は自業自得のヘタレっぷりで薔薇姫に逃げられたんだから、その娘に手出しする資格は欠片たりとも無し!
というわけで、6冊を読み終わってしまいにけり。
何冊かは買うのをやめておいて、正解でした。連休の楽しみがまるっと無くなるとこでしたよ。
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