つづき ※長いよ!

というわけで、新宿の京王プラザホテルで祝賀パーティ。


お弟子の渡辺弥生*1さんが新女流棋士に。
渡辺明さんが永世竜王位を獲得。
松尾歩さんが、B級1組に昇級。
宮田敦史さんが、勝率第一位。(に、詰将棋解答選手権連覇を加えたい(笑))


と、所司門下はお祝いラッシュ。
すごいですねぇ(^^)
上記の人々は和服姿です。
渡辺(み)先生の振袖は、ひとめでわかる手が込んだ上質のもの。明るい笑顔の彼女に映えています。女性強豪として有名な、お茶の先生の小野さんが貸してくださった物だそうで納得。ふつうに成人式に着るものじゃないですものねぇ。
やはり、人間国宝の作家物だそう。普通にレンタルしてもらったら、1日30万かなぁ、50万かなぁっていう、趣味人向けのシロモノです。
弥生さん、
「汚したら怖いので、食べることも飲むことも、座ることも出来ません(^^;)」
と、花嫁さん状態(笑)
まあ……とても似合っているのだからそのへんは甘受するですよ♪♪


松尾先生と宮田先生のお着物は、御存知、白瀧呉服店から。
それぞれのキャラクターに似合った、華麗なコーディネイト。
松尾先生は、髪の色に合った色彩で、羽織が裏革っぽいというか、毛足の短いベロアっぽいというか、ジーンズと合わせてもおかしくない洋風でお洒落なもの。
イカラで(笑)体格がいい松尾旦那に、ぴったりです。


宮田先生の着物は、なんと、アルファベットが入った円いワッペンが、あちこちに入っています。
既存の概念にとらわれない個性的なデザインが、個性的なスーパーあつし先生にマッチしていますし、羽織と袴の、和菓子みたいな暗めの色彩を、爽やかな着物が引き立てています。


所司先生も、おそろしいほど似合います。
「お師匠さん」って感じ(まちがってはいない。で、左のは粋に「おっしょさん」と読んでね)。
これで今まで着物を着てこなかったなんて、モッタイナイ。今から小唄とか日本舞踊とか三味線を始められたらいかがかしらー。


渡辺(竜)先生は、いつものようす。
年を追うごとに雰囲気に馴染んで、着慣れてらっしゃるので、なんの問題もありません。永世竜王の貫禄です。


ところで、渡辺率が高すぎる(笑)
乾杯のスピーチをした人も、ウェイターも渡辺さんだったので吹き出してしまいました。
門下生2人も、どっちが呼ばれているのかたまに混乱するらしいです。


私が参加したのはパーティだけ。
ですが、前半の指導対局*2や、宮田先生による詰将棋解説も、かなり面白かったようです。指導が3回も受けられるっていうのがまた良いですねぇ。
御飯も美味しかったです。
あと受付が、LPSAの女性たちでした。たいへん華やかでみなさん美しかったです。
思いがけずそうして女流棋士の姿をたくさん見れたうえ、お客さんに棋士が多いのも、ファンとしては嬉しいポイントですよね(^^)


次の一手名人など、イベントも充実していましたよ。
竜王が自分が解説する番の時に「時間は大丈夫なんですか?」とパーティ全体に気配りされているのが、さすがでした。
おみやげは扇子♪
出口に、師匠と弟子と奨励会員がずらーーーっと並んだ光景が、妙に違うものっぽくて(出所とかデパートの開店とか)おかしかったです(^^)
人数多いなぁ。


(この写真の右側にまだ3、4人います。入りきりませんでした。ごめんね)


で、終わってから友人や詰将棋の人たちとお茶しました。
ホテルから流れ流れて店を探していくうちに、コーヒー1杯1200円が、1000円→800円→500円→最終的には400円くらいの、お向かいの三井55広場*3のファミレスへ(笑)

楽しかったです。


※覚え書き※
茄子紺に小鳥の小紋。なみなみの半幅白を表に(裏面は水色)。小鳥とおなじ紅色の帯揚げと、帯締め


Copyright (c) 2009 Sayaka

*1:渡辺弥生=わたなべみお・と読む。「やよい」と読まれることが多いそうですが、さもありなん。「みお」と「やよい」が別にいると思われる時もあるそうな(笑)。道場の手合い係として顔見知りでした

*2:棋士女流棋士奨励会

*3:むかし名人戦大盤解説をしていた場所。かなり雰囲気がかわってしまっていて、みんなで驚愕