第3回朝日杯将棋オープン戦プロアマ戦

えーっと、昔の名前は何だったっけ?*1……というぐらい馴染んだ朝日杯。
東京は朝日新聞社で行われた本日の大盤解説会は二部構成。
(大阪は関西将棋会館。解説は浦野真彦七段と豊島将之五段と、そちらも豪華!)


   ★09/2/14 第2回の準決勝戦と決勝戦の話★


10時半からの《午前の部》は
★東京
吉田正和四段/清水上徹アマ
武田俊平アマ/村田顕弘四段
長岡俊勝アマ/及川拓馬四段
稲葉陽四段/浅田拓史アマ
★大阪
稲葉聡アマ/西川和宏四段


14時半からの《午後の部》は
★東京
中村裕介アマ/田中悠一四段
大石直嗣四段/金内辰明アマ
佐藤慎一四段/武田浩司アマ
伊藤真吾四段/中川慧梧アマ
★大阪
澤田真吾四段/早咲誠和アマ


   ※左が先手


解説は佐藤紳哉六段と、佐藤天彦五段のダブル佐藤。
対局者の佐藤(慎)もいますので、トリプル(アイスかーっ)。
さらに今日はダブル武田とダブル稲葉*2に、ダブル真吾が……。役満ですなっ。


えー
なぜか色々な人に聞かれましたが、はい。予想された通りに紳哉せんせは◎◎ラを着用で登場です(汗) 前々回の将棋日和からこっち、なぜか◎ツ◎が気に入ってますねぇ(^^;)
確かにカ◎◎を付けているほうが、男前度が上がるんですが。
で、「暑いなぁ」と脱ぐという掴みのギャグ。ギャップ萌え……かな? を、午前と午後の2回ともやっておりました(笑)
で、2回とも自己紹介として甘いキャッチフレーズを言うのがお約束。
紳哉せんせは語尾に「☆」とか付いている感じなのに、天彦せんせは、いかにも言わされた感で渋々とメモを読み上げるのが面白かった。「イケメン棋士佐藤天彦です。今夜キミのハートに王手(棒読み)……最悪ですね」そこに紳哉せんせが「へえぇぇ、イケメンなんだぁ♪(ニヤニヤ)」「紳哉さんが仕込んだんでしょおおおっっっ!」「え〜? ぼく、自分のメモは書いたけど、そっちは知らなぁい♪」
自称草食系男子はいぢめっ子だぁ(笑)


対局室は、広い廊下を挟んだ反対側。
窓が2面壁丸ごとという明るい部屋です。マイナビ女子オープンの一斉対局を観戦したことがある人は、あのイメージに近い雰囲気ですよ。
『¬』の形に並べられた机のむこうに、四組の椅子席が用意されています。一組には一組ずつ、読み上げ(女流棋士)とパソコン中継班(いつもの人たち+早水千紗さん)がバックアップ。
対局後に佐藤慎一四段いわく
「椅子で将棋を指すのは不慣れで、違和感があったので、最初は盤上が見えづらかったです」
ちょっと意外。いっぽうアマ強豪は椅子対局も、見知らぬ顔の観客に取り囲まれての対局(真後ろや真横に立たれたりもするし。感想言うし(汗))も慣れているので、環境はアマ有利なんですよね。


午前はアマ2勝。プロ3勝。(ひとつアマ勝勢から逆転が)
午後はアマ1勝。プロ4勝。
プロの壁はまだまだ厚いですねぇ。
対局が終わるたび、すぐ対局者は席を立って、→大盤解説場で感想や今後の抱負を。→観客は入れない別室に行って感想戦
という流れ。特に午後の部はパタパタパタっと終わって、5分ごとに新しい対局者が大盤解説場に供給される感じでした。
また、阿久津主税七段(前回優勝者)、青野照市九段、米長邦雄会長、中川大輔七段(登場順)も壇上へ。客席はほぼ満席でとても賑わっていましたよ。勝敗の結果は公式サイトを御覧下さい。
http://live.shogi.or.jp/asahi/
みなさまお疲れさまでした♪


Copyright (c) 2009 Sayaka

*1:全日本プロ将棋トーナメント→朝日オープン将棋選手権→現在・朝日杯将棋オープン戦

*2:ダブル稲葉は兄弟。アマ棋界とプロ棋界という別々のルートから頂点を目指し、裏と表の両側から日本を牛耳ろうという、サンクチュアリな誓いと展開がある……と、面白いけどねぇ♪